ポーカーは、昔からカジノの定番として、ギャンブルの一つに数えられる傾向にあります。ギャンブルといえば、運が物を言うイメージがあります。しかし、実際のポーカーは戦略が物を言うゲームで、他のカジノゲームに比べると運の要素は少ない印象です。今回は、ポーカーに運はどの程度影響するのかをわかりやすく紹介します。
世間では「ポーカーって運ゲーでしょ?」と言う意見が多い
ポーカーは、トランプを用いて行うカードゲームで、配られた手札のカードを任意の数差し替えることによって、決められた役を作り、その強さを競います。プレイヤーはゲーム中に一定回数、賭け金をベットし、最終的に勝ったプレイヤーがその場の賭け金全てを獲得することができます。
カジノでよく行われていることから、パチスロやルーレットと同じように運が物を言うゲームであると考えている人は多いです。ポーカーは確かに手札が配られ、場札がひっくり返されるまでは自分の持ち札の役の強さはわかりません。なので、一見、ポーカーは運がものを言うように見えます。
ポーカーはプレイヤーVSプレイヤーで人間的要素が強いゲーム
カジノで一般的に行われている、特にルーレットなどのゲームは、プレイヤーVS機械ないしディーラーと言う構図になっていて、カジノ側の人間と、プレイヤーの対立構造になっています。ギャンブル性が高いゲームは、こうした構図のものが多いです。
しかしポーカーは、基本的にはプレイヤーVSプレイヤーの戦いになります。ディーラーは手札を配ったり、ゲームの進行を管理したりはしますが、直接的に戦いに参加するわけではありません。
また、ポーカーの特徴として、手札の交換や賭け金の上乗せを行ったり、時にはゲームを降りたりと、様々な戦略をとることができる点が挙げられます。
ポーカーは「ポーカーは運だと思っている人を利用する」ことで勝てるゲーム
ポーカーは、実際には適宜行うことができるアクション、例えば手札の交換や賭け金の上乗せ、ゲームを降りるなど、が勝敗を決定づけます。相手がどの程度ベットをしてきたり賭け金を上乗せしてきたりするかによって、自分の出方を変えるのが勝利の鉄則です。
スキルを磨けば、相手の反応や仕草一つで手札を読み切ることもできると聞きます。むしろ、そういったロジックを知らないで、ポーカーは運、と思っていい加減なプレイをする人を利用することで、いいように勝つことができるゲームなのです。
ポーカーにおける運とテクニックの割合
ではポーカーに全く運が関係しないかと言われればそんなこともなく、例えばドローポーカーの場合だと運とテクニックの割合は4:6で、テキサスホールデムの場合だと2:8と言われています。手札が配られ、場札がめくられるまで内容がわからない点においては、間違いなく運の要素はあるからです。
しかし、ポーカープレイヤーは、運によって決められた手札に関係なく、テクニックによって勝利することが可能です。特にラウンドを重ねるテキサスホールデムの場合は、ラウンドごとの駆け引きによって勝敗は左右します。場合によってはすぐにゲームを降りることもできます。
ポーカーに勝つ為に大事なことは、利益を最大にし、損失を最小限にすることです。その為には、利益が出ると確信したときに大きく出て、負ける予感が少しでもしたらすぐに退く、と言う駆け引きが何より大切になります。
まとめ
ポーカーにおける運の要素は、皆無ではないものの、かなり低い割合であることがわかりました。ポーカーのプロは、「引きの強さは味方につけて、引きの悪さはすぐに手放す」テクニックを駆使してゲームに勝っています。
しかしポーカーは運任せのゲームであると思い込んでいる人は一定数存在します。だからこそ、初心者でも基本的なテクニックやスキルを身につけることで、十分に勝つことが可能となります。
現在はインターネット上で様々なポーカーが遊べるオンラインカジノも多くありますので、興味のある人はオンラインポーカーから始めてみてはいかがでしょうか。